ブルーハーツを聴き始めてバンドに興味を待ち始めた頃、3つ上の兄の部屋から流れてる音楽が気になり、RC SUCCESSIONを知りました。
ブルーハーツの時と同様、見た目はよく分かりませんでしたが、曲とキヨシローの声に惹かれました。
時期的に解散間近、その後すぐ『BABY A GO GO』が出て終わってしまいました。
RC SUCCESSION
1968年結成、1991年無期限活動休止。
メンバーはその時々によって違いましたが、やっぱり
忌野清志郎(Vo)
小林和生(Ba)
仲井戸麗市(Gt)
新井田耕造(Ds)
Gee2wo(Key)
の5人にホーンの梅津さんと片山さんのお2人が加わったのがRCという気がしますね。
もちろん初期のアコースティック時代なども大好きですが。
THE TIMERS
メンバー
ZERRY(Vo,Gt)
TOPPI(Gt)
BOBBY(Ba)
PAH(Ds)
1968年結成。
デイ・ドリーム・ビリーバー、今はセブンイレブンの店内BGMですが、この時はカップ麺のスーパーカップのCMソングでした。
あの曲を聴いてアルバムを買った友達が何人かいましたが、デイ・ドリーム・ビリーバー以外の曲がアレだったのでしょうか？タイマーズをきっかけにRCやキヨシローを好きになる人はいませんでしたね・・・(笑)。
忌野清志郎と自分と
中学生の時にRCに興味を持って、その時にカバーズの発売禁止の理由を兄から聞きました。
若かった自分、原発と東芝の関係なんてもちろん分かるわけもなくポカ～ンでした。
その後もニュース23とかで筑紫哲也さんと対談していたり、戦争や政治などについて語るキヨシローを見ていました。
その時も政治に無関心すぎてポカ～ンでした。
東日本大震災の時の原発事故と政府の対応を見て初めて政治というものが気になりました。
恥ずかしながら、選挙に初めて行ったのもその後です。
その時期に初めて『キヨシローが言ってたのはこういうことだったのかな？』と思いました。
あの時も今も『キヨシローが生きてたら何を言って、どんな曲を歌うだろうか？』と思っています。
でも、あの時期からカバーズの曲がやけに流れたり、彼が言ってた言葉が反原発運動に今更使われるのは少し違うんじゃないか？とも思っています。
1度だけ官邸前で行われてたデモを見に行ったことがありますが、カバーズを流してキヨシローの顔写真のプラカードを掲げてる人もいて『この人は本当にキヨシローのことを知ってるのかな？』と思いました。
想像するのは勝手ですが、彼が生きてた頃と今とじゃ状況が違い過ぎます。
『キヨシローがいたら～って言うはず！』は乱暴すぎる気がしてならないのです。
その時自分が思った1番正直な気持ちは『清志郎さん、あなたがずーっと前から何度も何度も言ってたこと、何も分かっていませんでした』ということでした。
最近はTwitterなどのSNSで過去のキヨシローの発言に触れることも多いです。
それを自分なりに解釈して、選挙だけは毎回行こうと決めています。
政治的なことばっかりになってしまいましたが、1番好きな曲はRC SUCCESSIONのラストアルバム『Baby a Go Go』に入っている『空がまた暗くなる』です。
これからもずーっと、忌野清志郎が残した楽曲たちに元気とか勇気とかをもらって、勝手に励まされて生きていこうと思います。
