以前、ブルーハーツとの出会いを書きました。
それをきっかけにどんどんパンクにハマっていきました。
今回はおそらく世界で1番有名なパンクバンド『SEX PISTOLS』と自分について書いてみようと思います。
SEX PISTOLSとは
メンバー
ジョニー・ロットン (Vo)
スティーヴ・ジョーンズ(Gt)
ポール・クック (Ds)
グレン・マトロック (Ba)
旧メンバー
シド・ヴィシャス (Ba)
元々学校の友人だったスティーブ・ジョーンズとポール・クックが1972年にバンドを結成し、その後ロンドンのキングス・ロードでマルコム・マクラーレンがやっていたブティック『SEX』の店員だったグレン・マトロックが1974年に加入、1975年にジョニー・ロットンが加入し、同年11月に『セックス・ピストルズ』としてライブ・デビューした。
1978年解散し、その後何度か再結成しており、1996年と2008年に来日しています。
SEX PISTOLSと自分と
ブルーハーツをきっかけにパンクというものに触れて、ルーツを遡るようになりました。
ビートルズがめちゃめちゃ好きだった高校生のマーシーがレコード屋のレジ横に置いてあったゴッド・セイヴ・ザ・クイーンを聴いてパンクに夢中になったというのをインタヴューで読んだ覚えがあります。
パンクに興味を持ったのはいいけど当時はネットもなく、本屋で『ルーツ・オブ・パンク・ロック』などの本を立ち読みしてパンクバンドを調べました。
そして名前くらいは聴いたことがあった、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュ、ラモーンズ辺りから聴いていきました。
『NEVER MIND THE BOLLOCKS』の1曲目の『Holidays in the Sun』イントロでぶっ飛んで、やっぱり『Anarchy in the U.K.』にシビれて毎日何度も聴いていました。
あまりに聴きすぎて、パンク=ピストルズというイメージがついてしまい、クラッシュを聴いた時に『なんかちゃんとしてんな、これってパンクなのか?』とか思ったのを覚えています。
そんな気持ちもすぐになくなり、クラッシュにもどっぷり、特にポール・シムノンに惚れて聴きまくりました。
ファッションも当然シドのコスプレになり、WのライダースにバンドTシャツ、リーバイスのスリムジーンズ(606)をエンジニアブーツにインして毎日髪の毛立ててました。
当時原宿にあったダブルデッカーというショップにパドロックチェーンを買いに行ったのも懐かしい思い出です。
来日公演
クラブチッタと武道館に観に行きました。
メンバーが太ってたとか後で色々と言われていましたが、絶対に再結成なんてないだろうと思ってた伝説のバンドが観れて感動しました。
スティーヴ・ジョーンズのギタープレイ、最高でしたよ!
武道館は仕事でピストルズが始まる直前に着いて、前座のハイロウズが観れなかったのが残念でした…。
その後
若い頃は『NEVER MIND THE BOLLOCKS』ばっかり聴いてて、これが全てと思っていましたが、後に『THE GREAT ROCK'N'ROLL SWINDLE』とか『THE SWINDLE CONTINUES』を聴いてスティーヴ・ジョーンズの多彩さとセンスに気付きました。
スティーヴ・ジョーンズとポール・クックが組んだTHE PROFESSIONALも最高にカッコ良かったですね。
毎年レジェンドの訃報が届きますが、ピストルズのメンバーは4人生きています。
またいつか観れたりしたら最高ですね。
何かと太ったとか文句言われてますが、長生きしていていただけたらそれで良いんですよね。