以前、パンクとの出会いについて書きました。
今回はラモーンズと自分について書いてみようと思います。
RAMONESとは
メンバー
ジョーイ・ラモーン (Vo)
ジョニー・ラモーン (Gt)
C・J・ラモーン (Ba)
ジョーイ・ラモーン (Dr)
旧メンバー
ディー・ディー・ラモーン (Ba)
トミー・ラモーン (Dr)
リッチー・ラモーン (Dr)
エルヴィス・ラモーン (Dr)
1974年、ジョーイ・ラモーン、ジョニー・ラモーン、ディー・ディー・ラモーン、トミー・ラモーンの4人によりニューヨークにて結成、1996年解散。
ジョーイ・ラモーンが2001年、ジョニー・ラモーンが2004年、ディー・ディー・ラモーンが2002年、トミー・ラモーンが2014年に亡くなっており、オリジナルメンバーは生きていない。
RAMONESと自分と
ブルーハーツ、セックス・ピストルズの次はラモーンズでした。
よくパンクについて言われる言葉で『簡単そうだし俺にもできそうだ!』っていうのがありますが、自分も真っ先にそう思いました。
始めたばっかで大して弾けないギター、当時は耳コピなんてできるわけもなく、タブ譜が載った楽譜を見て練習するんですが、ギターソロやリフで挫折することがほとんどでした・・・。
でもラモーンズの楽曲にはギターソロもリフもほとんどなく、コードも1曲につき4つくらいで『これならできる!』と思いました。
コードも簡単なので耳コピできたので何曲もコピーしました。
そしてその後バンドを始めて、このシンプル過ぎる楽曲だからこその難しさに気付いていくわけです。
8ビートのドラムにルート弾きのベースに歪んだギター、でも何故かああならず『ラモーンズ らしさ』ってわりと出ないんですよね。
来日公演
来日公演、1度だけ観たことがあります。
当時の彼女がチケットを取ってくれたんですが何故かその子が来れなくなり、男友達と2人で自転車で中野サンプラザまで観に行きました。
チケットの座席を見て、O(オー)列だと思ってたのが0(ゼロ)列という場所で、ジョーイとジョニーの間くらいの前から4列目で観るとこができました。
最初から最後までほとんどMCなし、1曲終わるとC・Jのカウント『1・2・3・4』で即次の曲へ、圧巻でした。
ステージングも4人ともあまり動かず、ジョーイはマイクスタンドをたまに持ち上げるくらい。
ジョニーとC・Jはたまにステージの両端にあるお立ち台に登るくらいでした。
でもその演奏に全力集中な感じが職人ぽくて妙にカッコ良かったです。
ザ・クラッシュやジョー・ストラマーは観れないままでしたが、ラモーンズとセックス・ピストルズが生で観れたのは本当に宝物だと思っています。
ラモーンズとファッション
パンクファッションというとシド・ヴィシャスのような、短髪にライダースジャケットにブラックのスリムジーンズにエンジニアブーツとかドクターマーチンが有名かと思います。
でもラモーンズは違いました。
長めのマッシュルームヘアにライダースジャケット、ブルーのスリムジーンズにスニーカーでした。
カッコいいんですが、これがまたスタイル良くないと似合わないんですよね…。
でも真似してコンバースにリーバイスの606、穿いてましたねぇ。
パンクとコンバースを結びつけてくれたのはラモーンズでした。
ラモーンズ入門
当時既にアルバムがいっぱい出てて何から聴いていいか分かりませんでした。
そこですすめられたのが『ラモーンズマニア』でした。
主要な曲は大体入ってて間違いはないですね。
それから改めて1stアルバムから聴いていきました。
カバーアルバム『アシッド・イーターズ』もよく聴きました。
ここからハイスタのカバーセンスって生まれたのかな?とか勝手に思っていたりします。