もう30年近く聴き続けてる『The ピーズ』というバンドがいます。
今日は思い出も交えて紹介してみようと思います。
The ピーズとは
メンバー
大木温之 (Ba&Vo)
安孫子義一 (Gt)
佐藤シンイチロウ (Dr)
1987年結成。
1997年の活動休止を経て2002年活動再開。
The ピーズと自分と
バンドを始めた18歳の頃、バンド仲間内でダビングテープが出回ったのがきっかけで聴き始めました。
今思えば当時発売された『とどめをハデにくれ』というアルバムでした。
それが素晴らしくてどっぷりとハマり、遡って聴き始めました。
アルバムの1・2枚目、グレイテストヒッツ VOL.1〜2は比較的明るめな、おちゃらけムードな曲が多めですが、段々とスローな曲が増えてきた印象があります。
それがものすごくイイんです。
本当に唯一無二、ハルさんにしか書けない詩だと思います。
綺麗事がない剥き出しの歌詞、時には痛々しささえもある自虐的な歌詞がすごく刺さるんです。
言葉にするのは難しいですが、伝わるとか伝える、そういうことなんだと思います。
その当時、ライブハウスのイベントなどでよく観てましたが、活動休止前には足が遠のいていました。
アルバムも活動休止前の『リハビリ中断』以降は買っていませんでした。
ピーズも再開して少しした頃、私生活でも結婚したり離婚したり色々あり、そんなタイミングが重なったんでしょうか？また聴きたくなってそれ以降のアルバムも買い揃えました。
離婚後の2009年頃に知り合った彼女が何故かピーズをすごく気に入り、久しぶりにライブに行くことになりました。
久しぶりに観たピーズ、最高でした。
それからは都内のワンマンライブはほぼ全て通うようになりました。
それまでも周年記念の日比谷野音とか大きめな会場はありましたが、まさかの武道館、驚きでした。
武道館
2017年6月9日、30周年記念の武道館、当然行きましたよ。
怒髪天からの流れとはいえ『あのピーズが武道館やるの⁈』とドキドキでした。
流石ピーズのお客さん、武道館周辺のコンビニのビールが売り切れたって噂です。
終始メンバー3人とも幸せそうな表情で、観てるこっちまで泣けました。
別に武道館を目指して活動するタイプのバンドではないでしょうけど、やっぱり武道館というのは演者、観客にとって特別な場所なんですね。
その後
感動的に終わった武道館以降、ハルさん、アビさん、シンちゃんのThe ピーズとしての活動はありません。
一つの区切りとしての武道館だったのかもしれませんが、ファンとしては急に終わってしまった感があります。
1人ピーズやピーズとしての活動はしていますが、自分にとってはあの3人なわけで『ハルさんが歌ってればイイじゃん』とはいかないんですよね…。
その感じが良くも悪くもバンド、その現象を自分では『BJC現象』と呼んでいます。
このライブ通いのきっかけを作ってくれた彼女はもういませんが・・・またいつの日かThe ピーズとして活動することがあったら1人でぷらっと、必ず観に行こうと思っています。
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